
2020年8月8日(土)に、教育ジャーナリストの小林哲夫氏をゲストに招いてオンラインイベントを開催しました。参加者の中には学生だけでなく社会人の姿も見られ、イベント内容は、小林氏が執筆した著書「20世紀後半を闘った女子学生と現代を生きる学生の闘い」をもとにした、小林氏とVoice Up Japan Meijiメンバーによる対談でした。明治支部初のイベントであった本イベントには15名ほどが参加し、質疑応答の時間でもたくさんの質問が寄せられました。
【イベントの流れ】
対談①〜20世紀後半を闘った女性学生〜
休憩
対談②〜現代を闘う学生について〜
質疑応答
閉会
【小林哲夫さん】
1960年神奈川県生まれ、教育ジャーナリスト。
著書『神童は大人になってどうなったのか』(太田出版)、『女子学生はどう闘ってきたのか』(ザイソー)など多数
【イベントの詳細】
今回のイベントはVoice Up Japan Meijiによる初のイベント開催であり、著書の中でVoice Up Japanを取り上げていただいた小林哲夫氏をゲストにお招きしました。コロナウイルス拡大によりイベントはオンラインで行われ、合計1時間10分のイベントとなりました。
対談は二部に分かれ、前半では著書のタイトル前半でもある「20世紀後半を闘った女子学生」をテーマに、そして後半では著書のタイトル後半でもある「現代を生きる学生の闘い」をテーマにして行われました。
前半の対談では、小林さんが女子学生に焦点を当てた著書を執筆しようと考えたきっかけや、1960年代の学生闘争の時代における女子学生の姿や役割、2020年の日本における女子大学の存在意義などについて、意見交換が行われました。
後半の対談では、1950〜70年代とそれ以降における学生の闘い方の違いとその背景、日本の教育での女性の権利や、現代に学生たちが行動を起こすことのリスクなどについて、議論が交わされました。
質疑応答では、学生たちの政治への関心に関する海外との比較や、就活における性差別、これからの学生によるアクティビズムの展望についてが話されました。
イベント当日を振り返って、明治支部の担当者は「初めてのイベントでしたがスケジュール通りに進みました。小林さんが熱く語っているのを参加者が一生懸命聞くかたちで、終始和やかな雰囲気でした」と話します。
一般社団法人Voice Up Japanの学生支部として始動した明治支部の第一回目のイベントでしたが、学生運動についての議論を交わすことができ、参加者とともにこれからのアクティビズムのあるべき姿について考えることができるイベントとなりました。
Voice Up Japan Meijiのイベントに関する最新情報は【こちら】よりご覧ください。
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