
2020年11月1~3日に行われた第136回明大祭で、Zoom上でオンラインイベントを開催しました。タイトルにある「勉強会」は明治支部が月に1回ほど行う支部内の勉強会のことで、過去に支部内で行われたをもとに明大祭用に再構成しました。講義とディスカッションを行う本イベントは、3日間で約15名が参加しました。
【イベントの流れ】
(1日目、3日目)
1.挨拶
2.勉強会(講義)
3.質疑応答
4.休憩
5.ディスカッション
6.まとめ
(2日目)
1.挨拶
2.ディスカッション①、②
3.休憩
4.ディスカッション③
5.まとめ
【イベントの詳細】
1日目は「フェミニズム」をテーマに行いました。講義部分では、フェミニズムの定義から始まり、第1~4波まであるとされるフェミニズムの歴史、フェミニズム批判についてや、支部メンバーおすすめの本などが取り上げられました。質疑応答のあと、「社会の中のジェンダーステレオタイプについて」「アンチフェミニズムの意見について」支部メンバーと参加者でディスカッションを行いました。
2日目はディスカッションをメインで行いました。テーマは「メディアとジェンダーロール」「身の回りのジェンダー差別」「ジェンダーの視点で見る、私たちの望む未来」の3つでした。
3日目は「LGBTQIA+」をテーマに行いました。まだ世間ではよく知られていないLGBTQIA+の基礎用語と現状について、メンバーによる詳しいプレゼンテーションを行いました。内容は、4つの性やジェンダー、性的志向に関する基礎知識、日本では広まっていない人称代名詞などです。さらに、LGBTという表現が多い今日ですが、本イベントでは「なぜあえて『LGBTQIA+』という言葉を用いるのか」なども丁寧に説明しました。質疑応答のあとに、「人称代名詞を本人に聞く文化を日本でのコミュニケーションに取り入れる方法」をテーマにディスカッションを行いました。
なお、イベントで取り上げたテーマについてのインスタグラムの投稿もあるので、そちらもぜひチェックしてみてください。
【参加者の声】
「同年代の方とこうしてジェンダー観の違和感や考え方について話し合う機会があまりなかったのでとても有意義な時間を過ごせました」
「自分が考えているところよりも深いところでの議論ができ、もっと知りたいというモチベーションになりました!」
また、Voice Up Japan Meijiのイベントに関する最新情報は【こちら】よりご覧ください。
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